2010年、第7回博麗神社例大祭で「汐留Project」として産声を上げ、2010年12月よりサークル「HORICWORKS」として本格的に東方アパレルというジャンルで活動てきた私たちは、かれこれ今年の例大祭で3年目をの節目を迎えました。
 2年間の活動の中で数え切れないほどのお客様にサークルスペースを訪れていただき、そしてさまざまなお声をいただきました。
 そんな中、女性のお客様より「女性向けのサイズがない」というお声を多く頂戴したのも事実です。
 「女性向けのサイズは売れない」と他のグッズサークルの方々、また委託販売ショップの営業の方も声を揃えておっしゃいます。
 しかし、「売れないから作らない」で本当にいいのだろうか・・・。
 なぜ売れないのか、本当に女性の東方ファンは少ないのか・・・。
 そもそも「売れないから作らない」ではなく「さまざまな東方ファンの皆様の希望にこたえる東方アパレルブランド」としての「HORICWORKS」本来の姿とはどういうものなのか。
 自分自身がサークルを立ち上げ、あえて「サークル」ではなく「ブランド」としてのポジションを取っているのか・・・。改めて思い起こされるきっかけでもあります。
 女性向けサイズを展開しても売れないのはなぜか・・・、それは本当に「女の子が求めているTシャツ」ではなく単に男性向けのTシャツをサイズダウンしただけのTシャツでいいのだろうか?
 本当に「女の子が求めているもの」はなんなのか?
 どうすれば女の子に喜ばれる東方アパレルを作ることができるのか・・・。

 すべての理由はたった一つ・・・


 「本気」で女の子のための東方アパレルを作りたかった...これがHORIC WORKS CUTEのコンセプトそのものです。




 本当に女の子に喜んでいただくためのTシャツとしてHORIC WORKS CUTEは一切の妥協をせず「女の子の気持ち」を大切に新作を作り上げてきました。
 単に「レディースサイズ」のTシャツではなく「Tシャツそのものがおしゃれであること」、「女の子に喜ばれるデザインのプリント」にとことんこだわりたい...。
 本当に「女の子の立場」で考えた東方アパレルを送り出すためにわたしたちは「女性イラストレーター」を起用し、そして「女性の立場の意見」を限りなく取り入れた「女の子の、女の子による、女の子のための東方アパレル」にたどり着きました。
 女性イラストレーターをメインとして、さまざまな女性の方から意見を頂戴、そして実際にTシャツのベースを「女の子の立場」でとことん選び抜き、プリントのデザインも納得のいくまで話し合い「一切の妥協」を廃して例大祭に新作を送り出します。
 もちろん、男性の方のための同一デザインTシャツも頒布。女性だけでなく男性にも喜んでいただける「かわいい」「素敵」なアパレルを送り出していきたいと考えています。




 HORIC WORKS CUTEでは女性のための東方アパレル作品を送り出す為にイラストレーターとして女性絵師「ペシュ」氏を起用しました。
 女性ならではのやさしいタッチとやわらかく淡い色使いが魅力のイラストレーターです。
 サークル「ひだまりや」として地元イベントで活動する傍ら、地元で開催されるオールジャンル同人誌即売会「cream soda」の主催も努めるイラストレーター兼イベンターとして活躍されています。
 Pixivでも活動を行われており、素直な女の子のかわいらしさ、やさしさがにじみ出る彼女のイラストのファンは着実に増加中。
 まさに独特の感性を持つ「女の子のための幻想郷」と呼んでも差し支えのないイラスト、そして絵本のようなやさしいタッチの発行物の数々。

 今回、HORIC WORKS CUTEを立ち上げるにあたりイラストの提供、およびTシャツの選定、コーディネートなど多くの面で多大なご協力をいただきました。
 HORIC WORKS CUTEの作品群をお楽しみいただくとともに、ペシュ氏のイラストの優しさ、やわらかさなどもお楽しみいただければ幸いに存じます。

※当サイトのイラストはすべてペシュ氏よりご提供いただいております。無断転載、複製はご遠慮ください。